2008-05-01から1ヶ月間の記事一覧
全国津々浦々、お稲荷さんは何処にでもある。 そのすべてが、お稲荷さんネットワークで繋がっているのだ。 そして、脇社のお稲荷さんに頼めば、お稲荷さんネットワークを伝って、お稲荷さんの大ボスに繋がるのだ。 “ それにしても、お稲荷さんの本部ってスゴ…
そして、5時間目、俺はようやく画期的な考えを思い付いたのだ。 “ そうだ!!!!!” キツネと言えば、お稲荷さんだ。 お稲荷さんに頼めば良いのだ。 お稲荷さんは、キツネのボスだから何とかしてくれるだろう。 この町には、川を越えた山手に山住神社があ…
ぼ~としているから、何回も山下先生に当てられた。 先生の話を聞いていないから、受け答えがトンチンカンだ。 その度に、先生に怒られる。 その上、宿題をやっていなかったから、さらにボロクソに怒られた。 授業中は、キツネが悪さをしに来ていないか、不…
Photo Lounge63 隣の芝生 「 ・・・・・・・。」 ☆Photo Lounge目次に戻る。 Photo Lounge目次 ☆HOMEページに戻る。 HOMEページ
“ キンコンカンコ~ン♪” 「 あ、ヤベ~! チャイムが鳴ってる!!」 俺は、時間が無いので教室に急いだ。 三人も後を追って来た。 四人とも教室に飛び込んで、椅子に座ると先生が入って来た。 “ あらっ・・・・?” 俺が、椅子に座るとクラスの何人かの視線を…
俺たちは、その後、無言のまま歩き続けた。 気まずい雰囲気が漂っている。 そして、二人並んで学校の校門を通過したとき、突然、由紀ちゃんは言った。 「 先に行くっ!」 俺を残して、由紀ちゃんは校舎の方に走って行った。 “ 行っちゃった・・・。” 俺は、…
俺は困った。 でも、否定しなければいけない。 「 とにかく、アリバイは、あるからねっ!」 「 そう・・・・、アリバイは一応あるのか・・・。」 「 あ、変な夢って何なんだよ?」 「 ええ~とね。 貴ぴ~が、出てくるのよ。 私の大事にしているオルゴールを…
由紀ちゃんは前を向いたまま、俺に言った。 「 何、しらばっくれてるのよ! 昨日、お風呂覗いたでしょ!」 「 由紀ちゃんが入っていたとき?」 「 そうよ!」 「 俺が?」 「 そう!」 「 風呂の窓は、庭に面してるな。 生垣を乗り越えたら、目の前だ。 ムフ…
Photo Lounge62 修理 「 この辺りかなぁ~?」 ☆Photo Lounge目次に戻る。 Photo Lounge目次 ☆HOMEページに戻る。 HOMEページ
俺は、お揚げの件で、まだ、所々ブツブツ言う母を無視して、朝食を大急ぎで口に掻き込んだ。 そして、時間も無いので、急いで家を飛び出す。 「 行ってきまぁ~す!!」 「 うぎゃ、うご、うご、うご、・・・。」 母が何か言っているが、はっきり聞こえない…
3、10月16日(金) 次の日、眼が覚めて朝食を食べていると母が言った。 「 あんた、お揚げ、食べてない? 昨日、スーパーで一枚買ってきたのに、今、冷蔵庫に半分しか無 いのよ。 あんた、夜中に起きてカップうどんに入れて食べたんでしょう。 カップう…
閻魔が立っていた。 閻魔はニヤッと笑って、俺の頭上にジャンプした。 俺は、走って逃げようとした。 でも、遅かった。 「 ぎゃっ!」 後ろを向いた俺の上に閻魔が降って来たのだ。 そして、俺は、閻魔に踏み付けられて地面に俯きにグシャッと倒れた。 “ こ…
その日、俺は、寝る前に、ここ数日の出来事を思い出していた。 “ ウサギが出て、キツネがウロウロ・・・・・。 以前は、こんなことは無かった・・・。 ウサギ小屋の掃除をしてからか・・・・・。 あと、めまいがしてから、何か変だし・・・・。” 俺は、布団…
俺たちは、駅前でハンバーガーを買って、川の土手を食べながら歩いて帰った。 もう暗くなり始めていたので、早歩きだ。 由紀ちゃんと俺は隣同士に住んでいる。 家に付いた頃は、もう、暗くなっていた。 由紀ちゃんは、家の前で俺に言った。 「 じゃあね、ま…
俺は靴箱の裏から、靴を探している由紀ちゃんを呼んだ。 「 由紀ちゃん、これじゃない。」 「 裏側の靴箱に、入れた覚えは無いわ。」 それでも、由紀ちゃんは、こちらに来た。 俺は、靴箱の隅っこの一番下を指差して言った。 「 ほら、これ。」 「 うそ、何…
俺は、眼を凝らして見た。 “ キツネだ。” キツネは、由紀ちゃんの靴を咥えて靴箱の一段目に移動させた。 「 あれっ、靴、下の段にあるわ。 こんな所に入れた覚えが無いのに・・・・・。」 由紀ちゃんは屈みこんで、一番下の段にある靴を靴箱から出そうと手を…
しばらくして、俺は一人サッカーにも飽きて玄関に戻った。 そして、校舎の外で由紀ちゃんが出て来るのを待っていた。 “ 由紀ちゃん、遅いなあ・・・。” 俺は、自分の仕事であるにも関わらず、由紀ちゃんが三階で作業をしている教室の方を見て呟いた。 校舎の…