2019-01-01から1年間の記事一覧
日々の恐怖 12月30日 エレベーター(6) 以下は上司から聞いた内容です。 上司は踊り場で、物凄く恐ろしい顔でこちらを睨みつけるおばさんを見たと言った。 薄暗い階段ではあるのだが、輪郭から色彩まではっきりとわかるぐらいでそのおばさんを見てしま…
しづめばこ 12月28日 P572 、大峰正楓の小説書庫で再開しました。 小説“しづめばこ”は読み易いようにbook形式になっています。 下記のリンクに入ってください。 小説“しづめばこ” 大峰正楓の小説書庫です。 大峰正楓小説書庫 童話・恐怖小説・写…
日々の恐怖 12月27日 エレベーター(5) 会社の建物内で実施した他の社員の送別会の時に、酒を注ぎに行った際、 「 最近、早く帰るようにしたんですか? 夜に会わないですよね。 ひょっとして、何かヤバいもんでも見たんですか?」 「 えっ、ああ、いつ…
日々の恐怖 12月24日 エレベーター(4) 数日間は気味が悪くエレベーターに近づくのも怖かったので、タイムカードも早めにスキャンして、夜にエレベーターは使わないようにしていた。 仕事の業績も順調で、自分の能力もあがってきているのがわかってき…
日々の恐怖 12月22日 エレベーター(3) その時に、押していないエレベーターのランプが4階・・、5階・・、と登ってきた。 “ あれ・・、警備員さんが事務所の施錠にくるのかな・・・?” と思い待っていると、 “ スーッ・・・・。” とエレベーターの扉…
日々の恐怖 12月20日 エレベーター(2) その日もいつものように23時頃タイムカードを打ち、事務所を出てエレベーターに向かった。 会社は古いビル(築30年以上)で、改装を実施した時に、エレベーターを大きなサイズに取り換えた直後という事もあ…
日々の恐怖 12月18日 エレベーター(1) 約10年程前(日時や登場人物は関係者に迷惑になるといけないので、全て微妙にズラします。)転勤になり、隣にある雪深い地方都市に移った。 そこで職場のパートさんに、数か月前にエレベーター事故で清掃会社…
日々の恐怖 12月12日 マンション管理(8) 両親の問いかけにも、無気力にうなだれてるだけでした。 髪と髭が伸び、数ヶ月前の青年とは明らかに違っていました。 とりあえず、暗いので電気を点けようとスイッチを押してみましたが、電気は点かず。 “ テ…
日々の恐怖 12月9日 マンション管理(7) 悪臭で両親の手前、失礼だがえずいてしまうほどでした。 玄関は真っ暗でゴミ袋らしき物が見える。 「 ○○さーん、居てますか~!管理会社です!!」 呼びかけたが返事なし。 両親も、 「 ○○お母さんやで!」 と必…
日々の恐怖 12月6日 マンション管理(6) 次の入居者もすぐに決まり、今度は20台後半の男性Aさんです。 定職もあり保証人は親で、写真をみるかぎり好青年っぽくて一安心しました。 入居後一度挨拶しましたが、なかなか礼儀正しい青年でした。 ところが…
日々の恐怖 12月4日 マンション管理(5) 昼間、401室をたずねてみると、ばあちゃんは別人の様に変わり果て、目だけが異常に鋭くなっていました。 話をすると、 「 朝から晩まで天井から監視されるので眠れへんのや・・・。」 ふと室内の天井をみると、…
日々の恐怖 12月2日 マンション管理(3) リフォームが完了し、入居者募集開始しました。 少し家賃設定を低くしたせいもあって、1ヶ月もしないうちに入居者がみつかりました。 入居者は50代前半の女性です。 あまり詳しくは書けませんが、以前長期入院を…
日々の恐怖 11月30日 マンション管理(3) 早速リフォーム業者に連絡をいれ、リフォームアップを待つことにしました。 数日後、リフォーム会社の業者から電話です。 業『Sさん言いにくいんやけど、あの部屋なんかありますよ。』 私「どないしたんです…
日々の恐怖 11月28日 マンション管理(2) 前オーナーが金策に困り、そのままの状態で放置したものと考え部屋を物色しました。 部屋は典型的なワンルームで、玄関を入るとユニットバス・キッチンで、扉を開けると部屋があります。 窓が右手で奥がベラン…
しづめばこ 11月24日 P571 、大峰正楓の小説書庫で再開しました。 小説“しづめばこ”は読み易いようにbook形式になっています。 下記のリンクに入ってください。 小説“しづめばこ” 大峰正楓の小説書庫です。 大峰正楓小説書庫 童話・恐怖小説・写…
日々の恐怖 11月23日 マンション管理(1) 私はマンションの管理会社に勤めてます。 この仕事長くやってると、色んな部屋にまつわる不思議な事に遭遇します。 会社はマンションを12棟ほど所有していて、管理にあたるのはほぼ私一人です。 会社の本体は…
日々の恐怖 11月20日 声(3) 俺の記憶はそこまでだが、その後、熱がどんどんあがり、その日の夜には泡を吹いて意識を失って、救急車で運ばれたそうだ。 親は、俺が倒れるまでずっと、 「 今日、死ぬんだ。」 と言うのが不気味だった、と言っていた。 …
日々の恐怖 11月16日 声(2) 仕方なくまた寝ようとしたが、音は普通に聞こえるくらいの音量になってきていた。 堪らずもう一度親父を起こしたが、親父はまったく取り合ってくれなかった。 弟を見ると、弟もまったく聞こえてないらしく、ぐっすりと眠っ…
日々の恐怖 11月14日 声(1) 俺がまだ幼稚園の年中の頃の話です。 ある夜に、俺を真ん中に親父と弟とで寝ていた。 ふと夜中に目が覚めた。 小さい頃から俺は音に敏感だったから、何かが聞こえたんだと思う。 いつも豆電球をつけて寝ていたからまわりが…
日々の恐怖 11月12日 同僚(3) 色は白黒ではなくカラーだったが、暗闇の為に非常に淡い。 また、透明とまでは言わないが、透過もしていた。 着ている服は白いポロシャツとベージュのスラックス。 亡くなった時の着衣ではなかった。 そして表情、これは…
日々の恐怖 11月9日 同僚(2) 故人からは生前に沢山可愛がってもらい、私は独身だが、当時の私の彼女と故人の家族との間には、同僚としての付き合いにはとどまらない良い意味で親密な付き合いがあった。 そのせいなのか、去年の11月頃、布団がベッドか…
日々の恐怖 11月7日 同僚(1) 会社の同僚が亡くなってから約1年経った。 同僚と言っても、彼は50歳過ぎの大先輩だ。 昨年3月に小さな胃癌が見付かり、早目に取ってしまおうということで4月初旬に腫瘍摘出手術を行った。 術後回復も順調で、手術から5日…
日々の恐怖 11月5日 実は私です(5) 高校の時、部活(天文部)の一環で、夜間に自宅周辺から流星群の観測をするというのがあった。 近所にある古墳の周辺は街灯もなくベストポジションだったので、23時頃そこへ向かった。 寒かったので当時流行っていた…
日々の恐怖 11月3日 実は私です(4) 高校時代、文化祭で日本軍将校の役を演じることになった俺は、東京浅草まで行って本格的な陸軍将校の軍服をレンタルした。 練習後に嬉しくてその格好で夜の校内をうろついてたら,女性の凄まじい悲鳴が聞こえた。 変…
日々の恐怖 11月2日 実は私です(3) うちのマンションの中庭を彷徨う、飛び降り自殺した男の血塗れ霊の正体は、酔っ払って3回ほどコケて、服も髪もグシャグシャ、額が切れて顔面血塗れ、越してきたばかりだったんで自分の棟がわからなくなり、 “ ここは…
日々の恐怖 11月1日 実は私です(2) 天井の靴跡です。 小学三年生の時、クラスで弱いクセにいつも威張り散らしていたヤツが、掃除時間にふざけて上履きを投げて、天井に見事な靴跡が付いて、そいつは滅茶苦茶怒られたんだが、その説教は公開説教じゃな…
日々の恐怖 10月31日 実は私です(1) 忘れもしない小学2年生のときの掃除の時間だ。 低学年ばかりが入る旧校舎、通称、蜂の巣校舎2階の男子トイレの入口横の壁を、同級生の斎藤君が濡れた手で叩いたところ、くっきりと手形がつき、拭いても取れなかっ…
日々の恐怖 10月29日 人形(2) そしたら親父が来て人形を抱き上げ、人形に向かって、 「 もう寝なさい。」 と言い、今度は木箱を持ってきて、中に入れ蓋を閉めた。 その後、親父に、 「 何をしてたんだ!」 と酷く怒られて、 「 箱の中から猫の鳴き声…
しづめばこ 10月27日 P570 、大峰正楓の小説書庫で再開しました。 小説“しづめばこ”は読み易いようにbook形式になっています。 下記のリンクに入ってください。 小説“しづめばこ” 大峰正楓の小説書庫です。 大峰正楓小説書庫 童話・恐怖小説・写…
日々の恐怖 10月26日 人形(1) 俺の実家は寺をやってて、親父が憑き物祓いや人形供養してるのを何度も見て来たが、今までで1番怖かったのが赤ちゃんの人形だった。 ミルクとか飲ませるような結構デカイ人形だ。 当時10歳くらいだった俺は、夜トイレに…