2015-12-01から1ヶ月間の記事一覧
日々の恐怖 12月31日 潰れる理由 “潰れて空いた店舗は借りるな、潰れるには潰れる理由が店舗にあるからだ”と誰かの本で読んだことがあるが、まったくその通りだと思う。 10年前、私は新築だったこのマンションに引っ越してきた。 1階は店舗フロアになっ…
日々の恐怖 12月30日 トイレの声 去年の夏か秋口頃の話です。 ウチは4人家族です。 父は会社、弟は部活で夜遅くまで帰らない。 夕方、晩ご飯の材料の買出しに母と私の2人でスーパーへ行った。 買い物を終え、家に帰ると父が帰宅していた。 父は帰ってき…
しづめばこ 12月29日 P414 、大峰正楓の小説書庫で再開しました。 小説“しづめばこ”は読み易いようにbook形式になっています。 下記のリンクに入ってください。 小説“しづめばこ” 大峰正楓の小説書庫です。 大峰正楓小説書庫 童話・恐怖小説・写…
しづめばこ 12月28日 P413 、大峰正楓の小説書庫で再開しました。 小説“しづめばこ”は読み易いようにbook形式になっています。 下記のリンクに入ってください。 小説“しづめばこ” 大峰正楓の小説書庫です。 大峰正楓小説書庫 童話・恐怖小説・写…
日々の恐怖 12月27日 負けたわ 主婦Aさんの話です。 まだ私が結婚する前、実家で祖父母も一緒に暮らしてたんだけど、祖父が脳梗塞で倒れて入院した。 祖母もそのころ具合良くなくて、日替わりで自分の病院と祖父のお見舞いに行ったりしてた。 もともと…
日々の恐怖 12月26日 濃い人 居酒屋で会社の同僚数人と飲んでいた。 掘りごたつ式になった座敷があって、衝立で他のグループと仕切られているような所だった。 時間は9時頃で、それまで生ビールを大ジョッキ3杯にあと酎ハイをかなり飲んでたから、もし…
日々の恐怖 12月25日 カーテンの足 介護施設に働いているNさんの話です。 うち(介護施設)のナース(Aさん)が病院勤務だった頃の実話を夜勤のときに聞いた。 その日、Aさんは夜勤だったそうだ。 Aさんは、滞りなく業務をこなし、面会時間も過ぎ、ナー…
日々の恐怖 12月24日 四国の老舗ホテル 会社員Sさんの話です。 10年前、外回りの仕事していて出張とか当たり前だった。 それで、いつものように仕事を終えた後、会社が提携している某四国の老舗ホテルに泊まった。 毎月のようにその県に行くと決まって…
日々の恐怖 12月23日 風変わりな女の子 私が小学5年生の時の、学校中が大騒ぎになった体験談です。 舞台となった学校は福島県郡山市立柴宮小学校です。 ある日の昼下がり、そう4時限目が終了した後の給食時間の時でした。 突然、校内放送が流れました。 …
日々の恐怖 12月22日 T字路 俺の実家は北海道の札幌近郊の小さな町なんだけど、正月休みだったから帰省していた。 それで家族3人(父、母、自分)で札幌に住んでる婆ちゃんの家にご飯食べに行こうってなった。 行きは父が車運転して、帰りは俺が運転し…
日々の恐怖 12月21日 優先席の老人 Kさんが就職する前、大学生だった頃の出来事だ。 当時のKさんは大学からバスで30分程の場所で一人暮らしをしており、バイトに友人付き合いなど充実した日々を過ごしていた。 夏盛りの夜だったとKさんは言った。 …
日々の恐怖 12月20日 25番検査室 医療器械の納入業者をしています。 ある日夜9時過ぎに病院から、 「 臨時の治療で物品を大量に使ったので、すぐ補充して!」 という連絡が入ったので、帰宅ついでに病院へ行った。 そんなのは割とよくある話で、連絡の…
しづめばこ 12月19日 P412 、大峰正楓の小説書庫で再開しました。 小説“しづめばこ”は読み易いようにbook形式になっています。 下記のリンクに入ってください。 小説“しづめばこ” 大峰正楓の小説書庫です。 大峰正楓小説書庫 童話・恐怖小説・写…
日々の恐怖 12月18日 顔を薙ぐ 自衛隊に勤務していたKさんから話を聞きました。 これは、何年か前、Kさんが当時所属していた中隊の先輩から聞いた話です。 まもなく昭和の時代も終わろうとする夏のことです。 先輩は、輸送班に臨時勤務中で、休日の広…
日々の恐怖 12月17日 ルームサービス 今はもう取り壊されたホテルでバイトしていたときの話です。 そのホテル、老舗の高級ホテルで建物は古いが、格式は高くプロ野球チームの常宿でもあった。 俺はルームサービスとしてお客さんの対応をしていた。 古い…
日々の恐怖 12月16日 お迎え 私が小学校4年のとき、母から聞いた話です。 妹は保育園の年中組で、毎日4時に母が迎えに行っていた。 その日は真冬で、こちらの地方は雪はほとんど降らないが、かなり寒い日だった。 保育園は家から歩いて10分くらいと…
日々の恐怖 12月15日 クロス屋 不動産会社に勤めるAさんの話です。 入居前修繕のために2階建てアパートの一階の部屋にチェックに行くと、天井は綺麗だが壁紙が黄ばんでいたのでクロス屋に見積り出してと依頼した。 次の日、 “ 天井はやらなくていいと…
日々の恐怖 12月14日 見覚えのない写真 仕事帰りの飲み屋で、一枚の写真を手に上司が話してくれた。 「 知ってるだろうけど、俺は山に行くんだ。 写真を撮りにね。 大学の頃から山はしょっちゅう登ってたから、技術には自信を持ってたんだけど、今から1…
しづめばこ 12月13日 P411 、大峰正楓の小説書庫で再開しました。 小説“しづめばこ”は読み易いようにbook形式になっています。 下記のリンクに入ってください。 小説“しづめばこ” 大峰正楓の小説書庫です。 大峰正楓小説書庫 童話・恐怖小説・写…
日々の恐怖 12月12日 実家への帰郷(2) M子さんが答えると、Kさんは言った。 「 そう。 じゃ、明後日の朝7時に学校の前で待ち合せしましょう。」 M子さんは携帯番号を教えてもらい、 Kさんと別れた。 翌日、部屋の掃除と洗濯を済ませて明日の準備…
日々の恐怖 12月11日 実家への帰郷(1) 東京の大学に通うM子さんから聞いた合コンの話です。 サークル仲間に無理やり参加させられた合コンは、予想通り人数合わせの様だった。 仲間の二人は合コンというより初めからカップルで参加していて、相手の男…
日々の恐怖 12月10日 お知らせ 蒸し暑い夏の夕暮れ時、留守番の俺は2階で昼寝をしていた。 “ ピンポ~ン、ピンポ~ン。” 誰か来たようだ。 俺以外家には誰もいないし、面倒くさいので無視して寝ていた。 “ ピンポ~ン、ピンポ~ン、ピンポ~ン、ピンポ…
日々の恐怖 12月9日 ご先祖様 自分の話で何だけど、今年の夏に難病にかかってしまい、3ヶ月程入院しました。 入院する数ヶ月前から凄く具合が悪くて、ほとんど食事も摂れない状態でした。 検査漬けの結果、とある難病と診断され、もう2度と治らないだろ…
日々の恐怖 12月8日 詳しくは言えないんです 詳しくは言えないんですけど、病棟って言うのは患者さんの症状によって部屋割りが決まっていたりするんです。 例えば目の離せない状態の患者さんはナースステーションの近くみたいな感じです。 冬になると多い…
日々の恐怖 12月7日 5階の子供 石川県の加賀市の外れに県営団地が立っている。 今から15年ほど前、早朝の新聞配達のバイトの高校生がイヤホンで音楽を聴きながら5階まで駆け上ってくると、小学校低学年くらいの男の子が、ある部屋の一室のドアを何か言い…
日々の恐怖 12月6日 喫煙室のオッサン 何年か前に入院してた時の話です。 今はその病院の敷地内でタバコは吸えなくなりましたが、その当時は喫煙室という場所が病院内にありました。 その喫煙室で凄く顔色の悪いおじさんが、私の隣の席に座りタバコを吸い…
日々の恐怖 12月5日 隣からの声 高校生の時、俺は腸が弱かった。 ゆえに、学校に行く時は少し早く出て、途中の汚い公衆便所で用を足す事が多かった。 その公衆便所は駅を降りて、通学路からは少し外れた公園の森(森と呼べるのか分からないが)の中にある…
しづめばこ 12月4日 P410 、大峰正楓の小説書庫で再開しました。 小説“しづめばこ”は読み易いようにbook形式になっています。 下記のリンクに入ってください。 小説“しづめばこ” 大峰正楓の小説書庫です。 大峰正楓小説書庫 童話・恐怖小説・写真…
日々の恐怖 12月3日 夜間せん妄(2) その病室に入院する方々は、病名も性別もバラバラです。 確かに高齢者であることに変わりはないのですが、認知症ではない方も同じ幻覚の話をするのです。 その幻覚とは、ふと気が付くと女性がドア付近に立っていると…
日々の恐怖 12月2日 夜間せん妄(1) 病院に勤める看護婦のHさんと話をする機会がありました。 私は病院に勤めています。 これは、その病院に就職してまだ2~3年くらいの時の話です。 その病院は増築を繰り返しており、古い建物と新しい建物が繋がって…